・WEBデザインの勉強をしたいけど何から始めたらいいのか分からない
・模写をしたいけど方法がわからない
・模写をした方がよいのか…悩んでいる
・自分でデザインができるようになりたい
・独学の勉強には何がいいのか知りたい
独学でデザインスキルを身につけたい方や、今よりもっとデザインセンスを磨きたい方にはWEBデザインの模写をするのがおすすめです!
この記事では、デザインスキルを身につけて、デザインアイディアを養うために必要な学習方法の一つ「模写」について詳しく解説します。
模写をすることのメリットや手順、ポイントなどについて紹介していますのでぜひチェックしてみてください!
WEBデザインの勉強方法
模写
模写は、他のウェブサイトやランディングページの作品を参考に、デザインを再現する学習方法です。
模写をすることで、実践的なスキルを身につけることができるので、初心者にはおすすめの学習方法になります。
オンライン教材
オンライン教材は、忙しい方におすすめの学習方法です。
動画やテキストで分かりやすく解説されており、自分のペースで学習をすすめることができます。
メリットとしては、時間や場所を選ばずに学習できることや、初心者向けの豊富な教材があることなどがあります。
書籍
幅広い内容を網羅しているので、基礎から応用まで学習したい内容を選んで学びを深めることができます。
YouTube動画
YouTube動画では、WEBデザインに関する豊富な動画が公開されています。
デザインの基礎となるような基本的な解説から実演動画まであるので、動画を通じて学びを深めることがでいます。
模写とは?トレースとの違い
模写は、デザインを参考にして同じようにデザインを再現することです。
一方、トレースとは、デザインを透過して、その上からなぞってデザインを再現することです。
模写とトレースは似ているように思えますが、学習効果には大きな違いがあります。
模写
模写はデザインを分析しながら再現するため、デザインの構成やレイアウト、配色などの基礎を学ぶことができます。
模写の過程で全体のデザインや各デザイン要素(配色・画像・イラストなど)を分析しながら、自分でデザインを描き起こしますので、特徴や構造を理解することができます。
・自分で考える力や創造力が養われる
・デザインを分析しながら再現することができる
トレース
一方、トレースは、元のデザインを透過した用紙の上からなぞって、そのデザインを再現することです。
つまり、元のデザインをそのままコピーすることになります。
トレースでは、元のデザインが透けて見えるため、比較的正確に再現することが可能です。
・正確にデザインを再現できる
デザイン模写をするメリット
デザインの基礎を学ぶことができる
プロの作ったデザインをマネて模写をすることで、デザインの基礎知識、レイアウト、配色、訴求手法などを学ぶことができます。
レイアウトの感覚を養える
デザイン模写を通して、どのように情報を配置すればユーザーに見やすく伝わるのか、メッセージが届くのかなど、レイアウトの感覚を養うことができます。
配色センスを磨ける
模写をするデザインの配色を参考にすることで、配色センスを磨くことができます。
配色の基礎を併せて学習し、模写をしていくことで効果的な配色の感覚を掴むことができるようになります。
デザインアイディアの蓄積
模写をしていくことで、さまざまなデザインのアイディアを学ぶことができます。
デザインアイディアやレイアウト、配色などの学びは将来的にデザイン制作をしてく際に役立ちます。
モチベーションがあがる
自分の力でデザイン模写をして完成させることで、達成感を得ることができます。
何度もデザイン模写を行うことで、自分でデザイン制作をしていくためのモチベーションを上げていくことができます。
【WEBデザイン】模写のやり方
1. 模写の見本になるデザインを選定
最初は、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめです!
一番初めにホームページやランディングページを模写していくのは難易度が高くなります。
そのため、始めはバナー模写から始めて、慣れてきましたらシンプルなホームページやランディングページに挑戦していくのがおすすめです。
おすすめサイト
2. デザインの分析をしましょう
まずは、模写の見本となるデザインの構成、レイアウト、配色などを分析しましょう。
なぜこのようなデザインになっているのか、考えながら分析するとデザインの工夫やアイディアが理解できるので効果的です。
3. デザインツールで模写作業開始
次に大枠となるワイヤーフレームを作成していきます。
ワイヤーフレームはレイアウトを決める設計図のようなものです。ワイヤーフレームを作成することで、デザイン要素がどのように配置されているのか可視化できるので分かりやすくなります。
次に、模写作業にはいっていきます!
模写のやり方はいくつか方法がありますので、合うやり方で模写作業を進めていきましょう。
①横に並べて見比べながら作成をしていく方法
②デザインを記憶して、ワイヤーフレームのみを参考にしながら作成をしていく方法
4. 完成作品と比較してみる
どこが違うのか、どのように改善できるかを分析し、改善点は次に活かしていきましょう。
最初は完璧に再現しようとせず、全体の雰囲気を掴むことが大切です。
デザイン模写で注意するべきポイント
著作権違反に注意する
模写の対象となる作品の著作権を尊重することが大前提です。
自身の学習のために模写することは問題ありませんが、商業目的や公開などの行為は著作権法違反になる可能性があります。
商用利用する場合は、事前に許可を得る必要がありますので注意しましょう。
模写だけに頼らず他の学習も進める
模写は、デザインの基礎を学ぶための有効な手段ですが、模写だけですと自分だけでデザインを考える力が養われません。
・デザインの基礎を学ぶ
・自分でデザインを制作してみる
・デザインの批評を受ける
模写だけではなく自分のオリジナリティを出すようにする
模写はあくまでも学習のための手段の1つになります。
デザインを制作する際には、他の作品を真似てしまうと著作権違反になりかねません。
模写を活かした学習方法
①~③の方法で、模写学習の効果を高めましょう!
- 模写したデザインを批評してみる
模写したデザインを客観的に分析し、良い点と悪い点を書き出してみましょう。 - 模写したデザインをアレンジしてみる
模写したデザインをベースに、自分なりのアレンジを加えてみましょう。 - 模写をテーマにブログ記事を書いてみる
模写したデザインについて、学んだことや気づいたことをブログ記事に書いてみましょう。