「バナーの作り方を知りたい」
「バナーデザインをしたいけど、何から始めてたらいいの…」
「自分でバナーを作れるようになりたい」
WEBデザイン初心者の方に向けて、この記事では、バナーの基本知識から制作のポイント、制作の手順まで詳しく紹介しています!
これからバナー制作をしようと考えている方は、是非参考にしてみてください。
バナーについて
バナーとは?
バナーとは、Webページ上で他のWebページや情報への誘導や、商品・サービスの宣伝を行う画像広告です。英語で「旗」や「横断幕」という意味の「Banner」が語源です。
バナーは、Webページ上の目立つ場所に設置されるため、ユーザーの目に留まりやすく、広告効果が高いのが特徴です。また、画像やテキスト、アニメーションなどを組み合わせて自由にデザインできるため、訴求内容に合わせて効果的な表現が可能となります。
バナーの種類
バナーには、その目的によってさまざまな種類があります。代表的なバナーの種類と役割ををいくつかご紹介します。
キャンペーンバナー
特定のキャンペーンやイベントの宣伝を目的としたバナーです。
期間限定のセールやプロモーション、イベントの告知などに使用されます。役割は、イベントやキャンペーンの成功を促進し、参加者や購買者を増やすことです。
ブログや記事内バナー
ウェブサイトのコンテンツ内で記事や投稿内容に関連したリンクや広告を表示するためのバナーです
通常、記事の途中やサイドバーに配置され、関連するコンテンツへのリンクや広告を提供します。役割は、関連コンテンツへのアクセスを促し、ユーザーのエンゲージメントを高めることです。
ナビゲーションバナー
ウェブサイト内のページ間を移動するためのリンクが含まれるバナーです。
通常、ウェブサイトの上部に配置され、ユーザーが特定のセクションやページに簡単にアクセスできるようにします。役割は、ウェブサイトのナビゲーションを改善し、ユーザビリティを向上させることです。
バナーの役割
1. 誘導
ユーザーを特定のページへ誘導するための役割があります。例えば、キャンペーンページへの誘導、新商品ページへの誘導、会員登録ページへの誘導など、さまざまな目的で利用できます。
2. 宣伝
商品やサービスの宣伝の役割があります。バナーに商品画像やサービス内容を掲載することで、ユーザーの認知度向上や販売促進に繋げることができます。
3. 告知
バナーは、イベント情報やニュースなどの告知の役割もあります。バナーにイベントの日程やニュースの内容を掲載することで、ユーザーに情報を伝えることができます。
バナーは、目的に合わせてさまざまな役割を果たすことができます。効果的なバナーを制作することで、Webサイトのアクセス向上や売上増加に繋げることができます。
バナーのサイズ
一般的なバナーサイズをご紹介します。ただし、特定の広告掲載先やウェブサイトでは異なるサイズが適している場合もありますので、ご利用の環境に合わせて確認することをおすすめします。
468×60px
ウェブページのヘッダーやフッターに表示される、横長のバナーサイズです。
一般的なサイズとして知られています。
300×250px (ミディアムレクタングル)
広告やウェブページ内に埋め込まれることが多い、中程度の大きさのバナーサイズです。
160×600px (ワイドスカイスクレイパー)
縦長の形状を持つバナーサイズで、ウェブページのサイドバーやコンテンツの横に表示されることが多いです。
120×600px (スカイスクレイパー)
ワイドスカイスクレイパーよりもやや細長い形状を持つバナーサイズで、ウェブページのサイドバーやコンテンツの横に表示されることが多いです。
250×250px (スクエア)
正方形の形状を持つバナーサイズで、ウェブページのサイドバーやコンテンツ内に配置されることが多いです。
バナーデザインのポイント
シンプルさ
バナーは視覚的にわかりやすく、情報を簡潔に伝えることが重要です。過度な情報や複雑なデザインは避け、シンプルなデザインを心がけましょう。
目を引く要素
バナーには目を引く要素を組み込むことが重要です。鮮やかな色彩、魅力的な画像、ユニークなテキストなどを使用して、ユーザーの注意を引きつけるようにしましょう。
鮮明なコピー
バナーには明確でわかりやすいキャッチコピーを使用しましょう。簡潔な言葉で主なメッセージを伝えることが重要です。また、フォントや文字のサイズを調整し、読みやすくしましょう。
配色
配色はバナーデザインの重要な要素の一つです。目的やターゲットに合わせて、ブランドのイメージやメッセージに沿った適切なカラーを選択しましょう。
適切な画像使用
画像はバナーにおいて非常に重要な役割を果たします。適切な画像を選択し、クリアで高品質な画像を使用することで、バナーの効果を高めることができます。
デザインの統一感
バナーが表示される掲載場所に合わせてデザインを調整することが重要です。ウェブページやアプリのデザインと調和するようなデザインにすることで、視覚的な一体感を演出できます。
コール・トゥ・アクション (CTA)
バナーには明確なコール・トゥ・アクションを含めることが重要です。バナー内に、ユーザーに対して具体的な行動を促すボタンやテキストを設置し、目的を達成させるよう誘導させましょう。
バナー制作の具体的な手順
1.目的と要件の定義
バナー制作の最初のステップは、まず目的と要件定義を行います。バナーの目的やターゲットを明確にしましょう。また、バナーの表示場所やサイズ、形状、デザイン要件も決めることで、制作の方向性が明確になります。
2.コンセプトの決定
次に、バナーのコンセプトを決めていきます。デザインやメッセージの方向性を決める重要なステップです。コンセプトを決めた上で、色彩、フォント、イメージなど、バナーの雰囲気やイメージを具体化します。
3.コピーの作成
バナーに表示するテキストやキャッチコピーを作成します。メッセージは簡潔かつ分かりやすく、バナーの目的に合ったものにしましょう。魅力的なコピーを作成することで、バナーの効果を高めることができます。
4.デザインの作成
決定したコンセプトを基に、バナーデザインを制作していきます。デザインツールやグラフィックソフトを使用して、バナーの外観を具体的に描き出します。レイアウトや配色、アイコンやイメージの配置などに注意しながらデザインを進めましょう。
5.レイアウトの調整
使用するイメージやアイコンなどのグラフィック素材を編集します。画像のトリミング、色調の調整、エフェクトの追加などを行い、バナーに統一感をだします。
次に、デザイン要素を組み合わせ、バナーのレイアウトを調整します。視覚的なバランスや重要な要素の配置に注意しながら、デザインしていきましょう。
6.フォーマットを保存
バナーを必要なフォーマット(JPEG、PNG、GIFなど)に変換し、適切な解像度やファイルサイズで保存します。
7.配信や掲載
バナーをウェブページや広告プラットフォームに公開するか、配信する手続きを行います。指定された方法に従って、バナーをアップロードまたは埋め込みます。
デザインツールの紹介
Photoshop
(参照元:Photoshop)
画像編集機能が非常に豊富で、写真の加工や合成にも使えるグラフィック編集ソフトです。
レタッチや画像編集に優れており、写真やイメージの修正・合成が得意です。
グラフィックデザインにも適しており、テキストやエフェクトの追加、レイヤーの操作などが柔軟に行えます。
多くのプロデザイナーや画像編集者に広く使用されています。
Illustrator
(参照元:Illustrator)
ベクターベースのグラフィックデザインソフトで、解像度に依存しないデザインを作成できます。
自由度が高く、パスやシェイプの編集、カラーパレットの管理、ロゴ、アイコン、イラストなどの細かなデザイン作成をするのに最適です。
細かなデザインをしたい方や、プリントデザイン、大型のバナーなど、大きなサイズでのデザインにおすすめです。
Canva
(参照元:Canva)
クラウドベースのデザインツールで、使いやすさと多機能性が特徴です。
ノンデザイナーにも使いやすく、一部無料で使用できるため迅速なバナー制作ができます。
元々あるテンプレートやデザイン要素を使用して、簡単にカスタマイズすることができます。
テキスト編集、画像の追加、背景の変更など、基本的なデザインタスクをサポートしています。
まとめ
この記事では、WEBデザインのバナー制作に関する基本的な情報から具体的な制作手順までを詳しく解説しました。基本的なバナーの役割や種類について理解し、効果的なデザインを行うためのポイントを押さえておきましょう。
まず、バナー制作をする前には、目的やターゲット、コンセプトを明確にしてから初めてみましょう。
一般的なデザインツールについても紹介していますので、これからバナー制作をしようと考えている方は是非使ってみてください。バナーデザインのポイントを参考にウェブサイトやキャンペーンで効果的なバナーを制作しましょう!