・バナーデザインを制作する方
・ロゴの配置に悩んでいる方
・クリック率やコンバージョン率を向上させたい方
・バナーデザインの基本法則を学びたい方
「目立つ場所に配置すればいい?」
「ブランドイメージに合わせた方がいい?」
「クリック率を高めるにはどうすればいい?」
この記事では、そんなお悩みを解決するために、バナーデザインにおけるロゴの位置決めについて徹底解説します!
バナーはデザインも大事ですが、ロゴの配置も実はとても重要です。
目立たせたいのか、控えめに配置したいのか、目的によって最適な場所は変わりますのでよく理解してデザインするようにしましょう。
では早速確認してみましょう!
ロゴの位置が与える影響とは?
バナーデザインの制作をしていくのにロゴの配置をどこにするべきか悩みますよね…。
ロゴはブランドや会社の顔とも言える大切な要素のため、視認性はもちろんブランドイメージを考慮して配置をしていくことが大切です!
バナーを見たときに視線が自然とロゴに留まるように配置を工夫することで、ブランド認知が広がる可能性が期待できます。
しかし、ロゴが大きすぎたり、目立ちすぎる場所にあると、本来の伝えたいメッセージが伝わりにくくなることもありますので注意が必要です。
逆に、小さすぎたり、目立たない位置にあるとブランド印象が薄れてしまいます。
ロゴは位置はもちろん大きさもバランスを考えてデザインすることが重要です。
バナーデザインでロゴの位置を決める重要なポイント
業種・業界の一般的な例を参考にする
例えば、ファッションブランドのバナーでは、洗練された印象を与えるためにロゴを中央やや下に配置することがよくあります。
他の業種・業界のバナーを参考にして、制作デザインに適したロゴの配置を見つけてみましょう!
同業他社のバナーを参考にすることで、業界の傾向や新しいアイディアを知ることができます。
傾向に応じた一般的な位置にロゴを配置することで、ユーザーが慣れ親しんでいるためわかりやすいデザインになります。
バナーデザインはアーカイブサイトがいくつかありますので、是非チェックしてみてください!
バナーの目的に合わせてロゴの位置を決める
バナーを制作する目的に応じて、ロゴの位置を決めていくことも大切です。
ブランディングを目的とするバナーか、商品やサービスの訴求を目的とするバナーかによっても、ロゴの位置は変わってきます。
例えば、ブランドの知名度向上が目的の場合、ロゴを中心に配置することで視認性を高めることができます。
一方、特定の商品やサービスの訴求を行う場合は、全体のデザインとのバランスを考えつつ、ロゴの位置を調整することが重要です。
バナーにはさまざまな目的があります。
製品の宣伝、イベントの告知、ブランドイメージの向上など、目的によってロゴの最適な位置は変わってきますので、目的によって配置や大きさを工夫しましょう。
【バナーの目的別】おすすめのロゴ配置
ロゴを目立つ場所に配置することが重要です!
具体的には、バナーの上部や中央に大きく配置するのがおすすめです。
視線が自然と集まる場所にロゴを置くことで、ブランドの認知度向上が期待できます!
信頼度アップをしたい場合には控えめな配置が適しています。
バナーの下部や隅などに小さめのロゴを置くことで、押し付けがましくなく、自然な印象を与えることができます!
ロゴの存在感は控えめながらも、ブランドの信頼性をアピールしましょう。
ロゴの配置は、訴求内容と密接に関係します。
例えば、商品画像の横や、キャッチコピーの近くにロゴを置くことで、ユーザーの注目を集めやすくなります!
ロゴと訴求内容が視覚的に結びつくことで、クリック率が向上する可能性が高まります。
ロゴの位置は四隅におくといい?
左上に配置
(参照:BANNER LIBRARY / Bannnner.com)
西洋の文化では、人々は左上から情報を読み取る傾向にあります。
そのため、左上にロゴを配置することで、最初に目に入りやすく、ブランドの認知に効果的です。
企業やブランドイメージをアピールしたい場合に配置するのがおすすめです!
しかし、ロゴが大きすぎると主役が曖昧になる可能性もありますので注意が必要です。
右上に配置
(参照:BANNER LIBRARY / Bannnner.com)
右上は一般的にアクションを促すボタンなどを配置する場所です。
その為、ロゴを右上に配置する場合は、バナーの他の要素とのバランスをしっかり考える必要があります。
右上はやや印象が薄くなりますが、ロゴをさりげなく配置できます!
ロゴを右上に配置することで主役は他の要素を目立たせられますが、ロゴの存在感が弱まる可能性がありますので注意しましょう。
左下に配置
(参照:BANNER LIBRARY / Bannnner.com)
左下は一般的にはあまり注目されない場所ですが、意外性を狙ってロゴを配置すると目を引くことができます。
ただし、メインのメッセージや画像に影響を与えないように全体のデザインに馴染むように注意が必要です。
左下は視線の動きから外れがちなので、ロゴが目立ちにくいのでブランディングには不向きですが、商品を主役にしたい場合などにはおすすめです!
右下に配置
(参照:BANNER LIBRARY / Bannnner.com)
右下は最後に視線が移動する場所であり、余白を生かしたデザインにすることで、スタイリッシュな印象を与えることができます。
しかし、右下は最も目に入りにくい位置ですので、注意深くデザインしないと見落とされがちなので、その点は慎重に配置するようにしましょう。
ブランディングを目的としたバナーには不向きなのでおすすめできません。
横長バナー:左右どちらかに配置
縦長バナー:上下どちらかに配置
スクエアバナー:四隅に配置
バナーデザインの基本法則(Z・N・F型)
Z型
Z型レイアウトは、ユーザーの視線が左上から右上、そして左下へ斜めに動き、最後に右下へ移動していくという視線の動きを意識したデザイン法則です。
この法則に基づき、重要な情報をZ型の動きに沿って配置することで、ユーザーの視線を自然に誘導し、効率的に情報を読み取らせることができます。
Z型レイアウトは、ユーザーの視線を効果的に誘導し、情報を効率的に伝えるための優れたデザイン法則です。
ポイントを参考に、ぜひZ型レイアウトを取り入れてみてください!
1. 視線の誘導
人間の視線は自然と左上から右上、そして左下へ斜めに動き、最後に右下へ移動する傾向があります。
Z型レイアウトはこの視線の動きに沿って情報を配置することで、ユーザーの視線を自然に誘導し、重要な情報を効率的に読み取らせることができます。
2. 訴求力の高さ
Z型レイアウトは、重要な情報を画面左上や右下など目立つ場所に配置することで、ユーザーの記憶に残りやすく、訴求力を高める効果があります。
3. 多様なデザインへの適用
Z型レイアウトは、Webサイト、広告、ポスターなど、様々なデザインに応用することができ、幅広い場面で効果を発揮します。
・重要な情報は左上や右下など目立つ場所に配置する。
・見出しやキャッチコピーは大きく目立つようにする。
・本文は読みやすいフォントと行間にする。
・画像は適切なサイズと位置に配置する。
N型
N型レイアウトは、日本語の縦書き特有の視線の動きを意識したデザイン法則です。
文字列をN字に並べるとスムーズに読むことができますので、ロゴの位置を工夫することで、視覚的な流れを作り出しユーザーにストレスがないデザインを作成することができます。
・縦書きに適している
日本語は右上から読むため、縦書きレイアウトに自然な視線誘導が実現できます。
・情報量が多い場合に有効
長い文章や複数の情報を整理しやすく、読み手に負担をかけずに情報を伝えられます。
・重要な情報は右上に配置する
・見出しやキャッチコピーは目立つようにする
・本文は読みやすいフォントと行間にする
・画像は適切なサイズと位置に配置する
N型レイアウトは、小説、新聞、雑誌など、縦書きのコンテンツに最適です!
情報量が多いコンテンツを、読みやすく整理したい場合は、ぜひN型レイアウトを試してみてください。
F型
F型レイアウトは、ユーザーの視線がアルファベットの「F」のような形に動いていくという視線の動きを意識したデザイン法則です。
具体的には、ユーザーは画面左上から右上へ、そして左上から右下へ視線を動かすため、重要な情報はこれらの視線の流れに沿って配置することで、効率的に読み取ることができます。
・重要な情報をスムーズに読み取れる
・情報の整理がしやすく、読みやすい
・クリック率やコンバージョン率の向上に繋がる
・重要な情報は画面左上に配置する
・見出しやキャッチコピーは大きく目立つようにする
・本文は読みやすいフォントと行間にする
・画像は適切なサイズと位置に配置する